分厚い本とサイコロを握って

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マギカロギア 人間を超越した魔法使いが世界を救う

 今回は少し違う主観から。魔法使いになって世界を救うTRPGマギカロギア』について解説をする。

超強い魔法使いになって世界を救う

このシステムの大きな特徴としては、キャラクターは人間を超越したような存在『魔法使い』という点や世界観だろう。
 現代、様々な災厄をもたらす本が人間に取りつき、大きな災害を引き起こそうとしている。そんな本を回収し、何も知らない一般人を救うというのがこのシステムの大雑把な目的である。

キャラクターは自由な魔法使い

 魔法使いたちは一般人に紛れながら日常生活を送っている。しかし、一般人とは違い様々な魔法を使うことができる。このシステムの良い点のひとつ、それは好きなように魔法の描写を行うことができるのだ。
 例として、同じ雷の魔法でも
  A:雷を全身にまとい、敵めがけて体当たりをする
  B:雷がビームのように指から出て敵を倒す
  C:雷が降り注ぎ、敵の攻撃を遮る盾になる
 要するに、その魔法であると分かればかなり描写が自由であり、あらゆる魔法がキャラクターを引き出す手助けをしてくれる。

一対一の戦闘システム

 このシステムの大きな特徴の一つに、他ではあまり見ない戦闘システムがある。
3人のキャラクターが1ボスと戦うことになった時、3人のうち1人しかボスと直接戦わないというものだ。

 では、残りの2人は何をするかというと、戦うことになった1人のサポートを行う。このシステムの戦闘はかなり特殊であるため今回は細かい説明を省くが、大雑把に言うと、相手と自分がいくつかのダイスを出し合い、出目がかぶれば防御成功、かぶらなければ攻撃成功というものなのである。当然、敵のほうがダイスの数が多く、有利なことが多い。しかし、サポートの仲間は防御時のみであるがダイスを出し、防御の手助けをすることができる。

 1人しか活躍できないんじゃと思う方もいるかもしれないが、ご安心を。このシステムは戦闘数が多く、サポート特化型のキャラクターでもない限りは戦闘するチャンスがある。おまけに、ボス戦闘だけは1ラウンドの戦闘が終わると直接戦うキャラクターが入れ替わるので3ラウンドもすれば必ず一回はどんなキャラクターでも戦うことができるだろう。

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まとめ

  • 世界を救うために魔法使いとなって戦うシステム
  • 描写次第ではどのような魔法も使うことができる
  • どんなキャラクターでも活躍の機会がある
向いている人
  • 魔法使いものが好きで、イメージがある人
  • 自分の持っている魔法を見て、どんな魔法か想像を何パターンか思いつく人
  • 調査、戦闘など特に役割を決めたくない・どちらともやりたい人
向いていない人
  • 魔法よりは科学の力や剣などで解決したい人
  • 魔法と聞いてわくわくしない、イメージがわかない人
  • 戦闘だけ、調査だけの特化したキャラクターしかしない人

 (勿論、特化したキャラクターを作ることも可能だが始めて行う際にはお勧めできない)