ダブルクロス 漫画の超能力がそのままゲームに
今回紹介するシステムは【ダブルクロスTRPG(DX)】。「右手が疼くっ!」「禁じられた力が,,,」「組織の追っ手か!?」等々、多彩な中2病RPを行うことが出来るシステムである。
漫画で見たことがある!
このシステムの舞台は現代、PC達は超能力を操る存在【オーヴァード】としてヒーローをするシステムである。(ヒーローをする、言い方は少し変ではあるが、ヒロインといちゃついたり、悪の組織をぶっ潰したりとやっていることは大体あっている。超能力が使えることを隠して生きているというところも)。
超能力はさまざまな種類があり、最大3つの力を組み合わせてキャラクターを作成する。
例えば,,,
- 電気を操る能力でレールガン(とある科学の超磁石弾より)
- 超強力なサイコメトリーで距離関係なく敵を凪ぎ払う(絶対可憐チルドレンより)
- 炎や氷など温度を操る(僕のヒーローアカデミアより)
勿論今あげた作品意外にも数多存在する超能力者の殆どを再現可能であるのがこのシステムの素晴らしいところである。
理論上は弱くてもどんな敵にも勝てる
このシステムは判定の仕方がかなり特殊である。使用するのは10面サイコロなのだが、これをいくつも準備しなくてはいけない。何故ならこのシステム、理論上は無限にサイコロを降り続けることができるからだ。判定方法は以下の通りである。
技能値が3なので10面ダイスを3つ降る
→3角出目が1、10、10。
→10が出たので10が出た個数ダイスを降る
→ふたつの出目は4、5
→10の出目はないので
サイコロを降った回数-1×10+最後に出た出目のうち高い方=達成値(今回は15が達成値)
となる。
つまり、10の出目がで続ける限りは何度でも降ることができて、いくら強い敵が出てきても一発で倒せることが理論上は可能なのである(ワンパンマンの再現?)。
かなり面白いシステムではあるが、10面ダイスを何度も降らなければならない上に、バフをかけてくれる仲間がいるとどんどん降るダイスの数が増える。初期作成でも20個ほどダイスが必要になることも,,,。加えて先ほど紹介したように、10の出目が出る限り降ることが出来るダイスが増えるので最終的に必要なダイス数が把握しづらく、準備が難しい。
バフ
自分達が有利になるような効果を味方に付けること。つける人のことをバッファーと言うこともある。
アプリやパソコンの機能を利用
そこで活躍するのが、指定したダイスを降ってくれるアプリなどの機能である。アプリストアなどで『ダイス』と入力するとTRPG向けのアプリが出てくる。これを活用すると、例え100個のダイスを降ることになっても実際に持っていない数を振り、判定を行うことができるようになる。特にキャンペーン等で成長したPCを使うときにあると助かる機能である。
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まとめ
向いている人
- 漫画やアニメが好き、使いたい超能力がある
- とにかくダイスが降りたい
向いていない人
- 漫画やアニメをあまりみない、超能力のイメージがわかない人
- 節約が苦手な人または自分のキャラクターが死んでしまうことに耐えられない人